カテゴリ
  1. トップ
  2. 書籍
  3. 脱露 シベリア民間人抑留、凍土からの帰還
商品詳細画像

脱露 シベリア民間人抑留、凍土からの帰還

石村博子/著
著作者
石村博子/著
メーカー名/出版社名
KADOKAWA
出版年月
2024年7月
ISBNコード
978-4-04-114650-7
(4-04-114650-X)
頁数・縦
356P 20cm
分類
教養/ノンフィクション /ノンフィクションその他
出荷の目安
5~10営業日前後で発送いたします。
お受け取りいただける日はお届けする国・量・時期により多少前後します。

価格¥2,250

出版社の商品紹介

出版社からのコメント

13歳の少年は密航者としてシベリアに送られた。彼が故国の地を踏むまでに40年以上が過ぎていた。敗戦後、ソ連に占領された南樺太。日本に帰ろうとする人、逆に家族との再会を目指し樺太に行く人は密航者とされた他、不当逮捕された人も多い。彼らは如何に生き延びたか?8年強の取材で明かされる“この国”の秘史。鉄道員、炭鉱夫、大工、運転手……。敗戦後の南樺太で彼らは突然逮捕された。彼らや密航者は囚人としてラーゲリに連行され、苛酷な労働の刑期が明けてもソ連各地に強制移住させられる。更に組織も名簿も持たないため引揚げ事業の対象外となり、生き延びるためにソ連国籍を取得すると、日本政府は数百人にのぼるシベリア民間人抑留者を「自己意思残留者」として切り捨てた。ソ連崩壊後、彼らは発見される−−。国がなくとも何者でなくとも生き抜いた男たちとその家族の、格闘と尊厳の軌跡。【目次】はじめに 荒野に四七年、名前の漢字だけは覚え続けたーー小関吉雄序章 もうひとつの抑留史−−南樺太から囚人としてシベリアに抑留された民間人第一章 “幽霊”からの帰還−−植木武廣第二章 “再会”という苦悩、女たちの抑留−−木村鉄五郎第三章 母親は一三年間「戦時死亡宣告」を拒み続けた−−佐藤弘第四章 六六年を経て日露の家族がひとつになった日−−結城三好第五章 一三歳の密航者、カザフスタンで「サムライ」となる−−三浦正雄第六章 奴隷のような日々を生き抜く−−伊藤實第七章 決死の脱走、KGBの監視下に置かれ続けた男−−熊谷長谷雄第八章 受け入れなかった故国、死去二四年後の死亡届−−圓子賢次終章 シベリア民間人抑留者群像おわりに シベリア民間人抑留者未帰還者一覧主要史料・論文・参考文献・映像一覧

  • ※商品代の他に送料がかかります。
    送料は商品代・送付先によって変わります。詳しくは書籍の料金についてのご案内をご確認ください。
  • ※現時点でお取り扱いがない場合でも、今後購入可能となる場合がございます。
  • ※送付先を追加・変更される場合はご購入前にマイページよりご登録をお願いいたします。
  • ※商品は予告なく取り扱い中止となる場合がございます。
  • ※ご注文商品が在庫切れなどの際はキャンセルのご連絡をさせていただく場合がございます。
common-popup-caution

common-popup-caution